知る人ぞ知るメキシコ産ジャズボッサのカルト盤/‘68 墨 R.V.V.原盤/ Primo Quinteto [Bailando Bossa Nova En El Camichin]/オルガンバー【お歳暮】

#Joao Peixoto Primo(p)#Breno Sauer(vib， arr.)#Ernoe Eger(b)#Telmo Porto(dr)#Claudio Roditi(tp， vo)#1968年#墨RVV， S/A.原盤#Jazz#Latin#Bossa Nova#Samba#オルガンバー#ブリザ・ブラジレイラ#入手困難

ブラジルMusidiscからリリースされた”Primo Trio”、”Primo 7”名義でのアルバムで知られるブラジル人ピアニストJoao Peixoto Primo率いるクインテットの68年の1stアルバム。ボッサ・スタンダードから当時流行りのポップスまで、幅広いプレイスタイルで披露するマニア垂涎の一枚[Bailando Bossa Nova En El Camichin]の出品です。

ボッサ歌手Pery Ribeiroと共にメキシコに渡り活動し、彼のアルバム[Pery]でも伴奏を務めているPrimo Quintettoが、同メキシコRVVからリリースした67年録音の1st アルバム。68年のLeny Andradeのメキシコ録音盤でリーダーを務めたヴィブラフォン奏者Breno Sauerを始め、Luis Eca、Vitor Assis Brasil、Ed Lincolnを始めとする多くのMPB作品や、Gary Bartz Quintet、Dizzy Gillespie All-Star Big BandなどN.Y.のジャズシーンでも活躍したトランペット奏者Claudio Roditi、Michel Legrand & Co. [Le Jazz Grand]を始め、米国~欧州のジャズシーンで現在も活躍するドラム/パーカッション奏者”Portinho”ことTelmo Porto等か参加しています。

Jair Rodriguesのヒットで知られる軽快なジャズ・ボッサ・チューン”Deixa Isso Pra La (Deja Que Diga)”を筆頭に、Tony Hatchの人気曲のカバー”Call Me (Llamame)”、小粋なジャズボッサに仕立てた”Un Hombre Y Una Mujer(男と女)”、名曲”Berimbau “のフレーズを取り入れたEd Lincoln作のグルーヴィーなカバー”San Salvador”、Roditiの甘いボーカルもナイスな”O Pato (Un Pato)”、Jota Juniorの66年の人気曲のカバー”Triguilim”など選曲も良く、いずれもセンスあるアレンジで仕立てられた名盤です。

大変貴重な当時のオリジナル盤です。CD化されマニアの間で話題になった名盤ですが未だアナログ盤の再発は無く、Primo 関連作品の中でも一番入手困難な作品です。海外でも高値で取引される一枚で、特に欧州ではかなりの価格がついている一枚です。お探しだった方や興味がある方は是非ご検討下さい。

リリース情報

R.V.V.， S/A. VR 035
メキシコオリジナル　ステレオ盤
1968年リリース
オリジナルピクチャースリーブ

コンディション

盤　VG+(スレ、表面上の極浅い小傷、薄いヘアラインが若干あります。軽いチリや軽いパチを時折感じますが、全体的には再生良好です。レーベルは非常に綺麗。当時の中南米盤としては上の中くらいの印象で、ブラジル盤等に慣れた方でしたら満足して頂けると思います。)

スリーブ　VG+(エッジスレ、角打ちあります。表側に書き込み。裏側に書き込み、薄汚れ。抜け裂けは無く、全体的にはしっかりとした良好な状態です。)


此方の商品は現状渡しになります。
基本的に検盤は目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので、見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
中古品である事を御理解の上、NCNRのお取引を御願い申し上げます。
試聴音源は敢えて最悪のセッティングを想定し、簡易ポータブルプレイヤー(ステレオ針)から直接PCに取り込んだWAV音源を使用しております。クリーニングやモノラル針、針圧等でノイズの軽減はありますのでご参考までにどうぞ。(古い音源は順次削除して参りますのでご了承願います。)

（2022年 8月 2日 4時 09分 追加）
試聴　A5. Un Hombre Y Una Mujer