One Control PERSIAN GREEN SCREAMERは、“TS系”回路の究極形を目指しました。“TSなんて何十年ぶりかな。”そんなことを言いながら、BJFはあっけないほど簡単に回路を作り上げました。それもオリジナルTS回路の持つ要素と、BJFの発想を融合させた、どんなTS系とも違った回路を制作したのです。
One Controlの考える“TS系”は、まずヴィンテージオリジナルのサウンドを作ることが出来ること、そして同時に本格的でモダンなオーバードライブであることです。ヴィンテージTSサウンドを作るという“TS系”があきらめてしまったそのハードルをまず超えること。そうでなければ、今新たに“TS系”を作る意味を、One Controlは見出せません。
PERSIAN GREEN SCREAMERは、極低ノイズを実現するため、One Controlオリジナルのアルミ削り出しミニサイズ筐体を使い、同時に入手が難しかったり高価なコンポーネンツは使用しません。世界中どこでも入手できるスタンダードエフェクトであるためです。これはオリジナルヴィンテージと同じ土俵で開発をすることになります。また、今までの“TS系”とは違う、“TS系”の究極形であるためには、これまでの手法を真似るだけでは不可能です。だからこそ、BJFの回路が生きるのです。
PERSIAN GREEN SCREAMERは、ヴィンテージTSサウンドを作ることのできるペダルであると当時に、モダンなオーバードライブでもある必要があります。そのため、側面に1つスイッチを設けました。VINTAGE/MODERN、2つのモードを切替えることで、相反する要素を妥協すること無く満たすことができます。
商品説明
世代を超えろ。
デュアルOp Ampとシンメトリカルダイオードクリッピングを用い、オーバードライブペダル回路の基礎を築き上げた伝説の名機。“TS”と呼ばれるそのペダルは全てのオーバードライブのスタンダード、クラシックと言えます。
自身のコレクションのラインナップに加えたかどうかはともかく、この回路を制作したことのないエフェクトビルダーはほとんど存在しないでしょう。
にもかかわらず、“TS系”という言葉にうんざりしてしまうのは何故でしょうか。たしかにTS回路は優秀で、部品の定数を少し変えるだけでバリエーションが生まれます。ミッドの強いその音色は明らかに使いやすいですが、そればかりを聞いていると飽きてしまうこともあるのかも知れません。
ではTSは飽きられたのか。否。オリジナル・ヴィンテージTSペダルを見ている限り、それはありません。偉大なオリジナルは、今でも偉大なままそびえ立っているのです。
いつしか“TS系”は偉大なオリジナルのサウンドに近づくことをあきらめてしまったのではないでしょうか。機能、汎用性、レスポンス、ダイナミクス、周波数特性、どれもエフェクターにとって重要ですが、それを追い求めていくうちに、いつしか見えなくなったものがあったのかも知れません。
One Control PERSIAN GREEN SCREAMERは、“TS系”回路の究極形を目指しました。“TSなんて何十年ぶりかな。”そんなことを言いながら、BJFはあっけないほど簡単に回路を作り上げました。それもオリジナルTS回路の持つ要素と、BJFの発想を融合させた、どんなTS系とも違った回路を制作したのです。
One Controlの考える“TS系”は、まずヴィンテージオリジナルのサウンドを作ることが出来ること、そして同時に本格的でモダンなオーバードライブであることです。ヴィンテージTSサウンドを作るという“TS系”があきらめてしまったそのハードルをまず超えること。そうでなければ、今新たに“TS系”を作る意味を、One Controlは見出せません。
PERSIAN GREEN SCREAMERは、極低ノイズを実現するため、One Controlオリジナルのアルミ削り出しミニサイズ筐体を使い、同時に入手が難しかったり高価なコンポーネンツは使用しません。世界中どこでも入手できるスタンダードエフェクトであるためです。これはオリジナルヴィンテージと同じ土俵で開発をすることになります。また、今までの“TS系”とは違う、“TS系”の究極形であるためには、これまでの手法を真似るだけでは不可能です。だからこそ、BJFの回路が生きるのです。
PERSIAN GREEN SCREAMERは、ヴィンテージTSサウンドを作ることのできるペダルであると当時に、モダンなオーバードライブでもある必要があります。そのため、側面に1つスイッチを設けました。VINTAGE/MODERN、2つのモードを切替えることで、相反する要素を妥協すること無く満たすことができます。
VINTAGEモードでは、特に“TS-808”表記のラージケースが持つ、なんとも言えない美しい歪みを作ります。クリーミーで暖かく、立体的な音色です。ダイナミックレンジはそれほど広くありませんし、ミッドレンジは強く押し出されます。なのにバランスが良く、俗に“鼻づまり”と称されるような圧迫感はありません。
さらに、OVERDRIVE最小、LEVEL最大の“ブーストセッティング”のサウンドをも手中に収めました。そしてそのコントロールレンジを広げました。いわば“OVERDRIVE=-2、LEVEL=12”のようなセッティングにまで手が届きます。逆に、TONEノブは調整幅を限定し、表現の細かな微調整のみとしました。ほとんどのプレイヤーがTS808のTONEを最小から最大まで使っていません。トーンを絞るならギター側の方が有効ですし、808の場合はトーンを上げすぎると音が軽くなりすぎてしまうのです。そのため、最もギタリストが必要とする領域で設定しています。
MODERNモードでは、完全なクリーンブーストも可能な“トランスペアレント”オーバードライブへと変貌を遂げます。ギターとアンプのサウンドを大きく変えること無く、そこに活を入れる。プリアンプやコンプレッサーのように使うことも出来るオーバードライブです。ゲインはギターのVolumeノブやピッキングの強弱で簡単に変えることが出来ます。ワイドレンジでハイレスポンス。ギタートーンに軽い厚みを加える、“常時ON”のドライブとしても有効です。また、VINTAGEモードと違い、積極的なTONEの可変も行えます。
PERSIAN GREEN SCREAMERは、18Vまでのアダプターを使用することで高電圧駆動 が可能です。駆動電圧を高くすると、ヘッドルームが若干広くなり、表現力も高くなります。同時にゲインは少し下がります。音色のさらなるバリエーションとして有効です。
完全なまでのヴィンテージTSサウンドと、モダンでオープンなトランスペアレントドライブがスライドスイッチ1つで切替えられる。これこそ、かつて世界が“TS系”に夢を見たオーバードライブではないでしょうか。
それをいとも簡単に実現させてしまう。まさに“BJFマジック”です。
One Control PERSIAN GREEN SCREAMERは、不可能かのように思われた“TS系”に与えられた命題にまっこうから挑み、それを成し遂げたのです。
Specification
・インプットインピーダンス:500K
・アウトプットインピーダンス:10K
・駆動電圧:9-18V
・S/N比:-100dBm
・サイズ:
39Wx100Dx31H mm(突起含まず)
47Wx100Dx48H mm(突起含む)
・重量:およそ160グラム(電池挿入時200グラム)
・トゥルーバイパススイッチング
※電池は付属しません。
・種類:オーバードライブ
・アダプター:9-18Vセンターマイナス
・電池駆動:9V電池
・コントロール:LEVEL、TONE、DRIVE、VINTAGE/MODERN
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